2018/01/23
トレードで負けたくない!FXで勝つためのラインの引き方(水平線編)

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MT4の画面設定が終われば、トレードをする前の段階であるチャート分析をします。
私おかもとはチャート分析で一番大切なのが、チャートにラインを引くという作業だと思っています。
ラインを引くことで買い場、売り場の見極めができるようになります。
なぜチャート上にラインを引くのか?
FXを始めたばかりの人にとってチャートになぜラインを引くのか、とても不思議に思った人は多いと思います。
ラインを引く理由は大きく分けて2つあると思います。
1、人間は基準がないとトレードしづらいから
2、ラインを引いたところの価格帯で世界中のトレーダーが意識するから
人はある明確な基準がないとトレードできない?
私おかもとは、人はある基準がないとトレードしづらいのではと考えています。
何も知らないFX初心者の方がいきなりローソク足チャートを見て、トレードができるかというとおそらくできないと思います。
図1
FXをこれから始める方が、上記のローソク足チャートを見ている限りでは、ここからどの方向に行くのかなかなか分かりません。
その理由からトレードの根拠が何もないまま、トレードしてしまっている方がほとんどだと思います。
自分の勘に頼って、買いや売りと決めてしまっていると半か丁みたいなギャンブルトレードとなってしまいがちになります。
ローソク足チャートにラインを引くと基準が明確になる
いきなりですが、下記の5本線をご覧ください。
図2
同じ5本とも同じ長さでしょうか?
補助線を入れると長さが同じだということが分かります。
実はチャートにも同じことが言えるのです。
チャートに水平線を入れてみました。
図3
チャートに水平線を入れてみると水平線が意識されてローソク足が反応している箇所があると思います。
水平線があるのとないのとではチャートの見え方が異なります。
つまり人は図形を見る時に、何か基準がないと見えにくいということです。
世界中のトレーダーが引いたラインの価格帯に注目している
世界中のトレーダーがどういう基準で、どういう分析をしてトレードしているのかを考える必要があります。
私おかもとは今回のテーマであるラインだと思っています。
ドル円4時間足のローソク足チャートにライン引いてみました。
ラインが意識されてチャートの山谷の部分が反発しているのが分かります。
つまり世界中のトレーダーはこのラインを意識してトレードをしていることになります。
水平線を引くことで戦略が立てやすくなる
将棋や囲碁、そして野球でもサッカーでも相手に勝つためには戦略が必要です。
野球の場合、バッターやピッチャーの技量がよければ勝つのではないかと思いがちですが、ヤクルトや楽天で優勝に導いた野村監督が以前このようにおっしゃっていました。
野球はどう考えても頭でやるスポーツですよ。
元東北楽天ゴールデンイーグルス名誉監督 野村 克也
ゴリ夫の言う通り、FXも戦略を立ててトレードしなければいけません。
FXで戦略??と思ってしまいがちですが、チャートに水平線を引くことでそれが解決します。
チャートにラインを引くことでこれからの値動きがこうなるのではと予測することができます。
そのことからトレードする場所もラインを引くことで分かりやすくなるということです。
コーヒーブレイク!! シナリオって何??
FXのブログや教材動画などで、FXで勝つためにはシナリオを立てるとあります。
オラ太郎が言うようにFX初心者の方がFXとシナリオをなかなかセットに考えることはできません。
私おかもとはこのシナリオこそが戦略と考えてよいと思っています。
私の妻は初めて見るドラマの3話目、4話目ぐらいを見たところで、ラスト(最終話)の内容が分かると言います。
これは妻が決して予知能力がある訳でもなく、幼少期からドラマをよく見て育ったからだということができます。
なので動いているチャートにラインを引いてある程度トレードの練習を続けていくと、チャートをストーリー仕立てで見ていくことができるようになります。
ではどうやってチャートにラインを引くのか?
チャートにラインを引く場合、私おかもとはMT4という無料チャートソフトをパソコンにインストールする必要があると考えています。
MT4に関しては下記の記事↓↓で解説しています。
これであなたも専業トレーダーレベルに!XM版MT4をPCにインストールする
各国内FX業者オリジナルチャートの中には図形を表示させれるものもありますが、MT4ほど高機能に使えるものは少ないと思います。
例としてドル円の4時間足チャートを開いてみます。
チャートの山のところだけを一本のラインで結びます。
もう一方はチャートの谷のところをだけを一本のラインで結びます。
これで完成です。
おいらにもすぐできそうだな・・・
ローソク足のヒゲと実体のどちらを基準にして引くのか?
いろいろなチャートに水平線を引くとある悩みに直面します。
それはローソク足のヒゲと実体のどちらを基準にして引くのかで迷うと思います。
ここは各トレーダーによって意見が異なるところだと思っています。
あるFX教材を開発した人は、ヒゲと実体はだいたいあっているところで引くと言っていますし・・・
しかし私おかもともそこは柔軟にして考えています。
世界中のトレーダーが様々な考えを持ってチャートは推移しています。
なので必ず水平線が引けても必ず誤差はでるものと考えていいと思います。
さらに言えば、水平線が引いている価格帯付近で世界中のトレーダーが意識していることだけでも読み解けばいいのではと思っています。
コーヒーブレイク!!レジサポって何?
FX教材などでレジサポ(またはサポレジとも言います)という説明が目に付きます。
この言葉はチャートに引く水平線のことを指しています。
チャートの山の部分を結んで引くのがレジスタンスラインです。
チャートの谷の部分を結んで引くのがサポートラインです。
相場はこのサポートラインまたはレジスタンスラインを抜ける場合があります。
その抜けたあとレジスタンスラインだったところがサポートラインになります。
逆もしかりです。
この略称がレジサポと言われる語源です。
(注意其の1!!)5分や1分のような短期足ではラインが引きにくい!!
FX初心者でついついやってしまいがちなのが5分や、1分のような短期足でラインを引いてしまうことです。
とくにスキャルピングのような超短期トレードをされている方は、結構やってしまっているのではないかと思います。
短期足の値動きを長期足で見るとノイズでしかない場合が多いです。
(注意其の2!!)ラインをたくさん引きすぎてしまう
ある程度ラインが引けるようになってくると、たくさんラインを引きすぎてしまう場合があります。
こうなってしまうとどこを基準にしてトレードしていくのか難しくなります。
間違ってもいいので、ご自身がどこでトレードしていくのかを決めていくのが大切です。
おかもと的には4時間足で引くのがオススメ
私おかもとは日足や一時間足でラインを引くこともありますが、4時間足でも引く場合もあります。
・・・というよりもFX初心者の方にオススメなのは4時間足だと思っています。
有名トレーダーの方ほどFX修業時代の初期は4時間足チャートで分析をしていたと言っている人が多いです。
もちろん週足、日足、1時間足も大切です。
私おかもとは、いきなり時間足を複数見ていくマルチタイムフレーム分析はなかなか難しいのではと考えます。
4時間足は世界中で多く見られていると思われる、日足と一時間足の中間の足になります。
まずは4時間足からラインを引く練習をして、そこから徐々に週足、日足、1時間足にラインを引いていく練習をすればよいのではと考えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は水平線にフォーカスして解説していきました。
当然水平線を引くにはある程度慣れの部分もあります。
その水平線を根拠にトレードしていくのも練習が必要です。
始めはできなくても徐々にできるようになってきますよ。
あっ!次回はトレンドラインについて詳しく解説していきます。
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